ウクライナのゼレンスキー大統領は、兵器の国産化を加速させる方針を示しました。
ゼレンスキー大統領は17日、議会で演説し、前線で使われている兵器の約40%を国内で生産しているとしたうえで、今後6カ月以内に50%以上に引き上げる考えを明らかにしました。
また、アメリカとの間で合意したドローンの共同生産に触れ、「新たな合意が締結され、ウクライナの立場はより強固になる」と強調しました。
アメリカとの関係については「変化が不可欠だ」と述べ、関係の再構築に意欲を示しました。
一方、ロシアとの戦争については「一日も早い平和を望んでいる」とし、防衛力の強化と外交交渉の両立で終戦を目指す姿勢を示しました。