福岡県久留米市で解体工事中の建物が崩壊し、作業員2人が死亡した事故で、17日午前から警察などによる現場検証が始まりました。
◆記者リポート
「ドローンを操作して上空からも現場検証が進められています」
久留米市六ツ門町の崩壊現場には警察官や労働基準監督署の職員ら約20人が集まり、17日午前9時半ごろから現場検証が始まりました。
この事故では、通行人1人を含む4人が巻き込まれ、このうち作業員の吉谷義則さん(41)とサクティ・ラーマダニ・サプトラさん(23)が死亡しました。
現在も壊れた建物の一部が歩道をふさぎ、さらに倒壊するおそれもあることから、周辺の道路では通行止めが続いています。
警察は現場検証によって事故の詳しい状況や原因を調べることにしています。