福岡市・天神の警固公園に集まる若者が、犯罪などに巻き込まれるケースが相次いでいることを受け、福岡県は18日、新たな支援窓口を開設すると発表しました。
警固公園(けごこうえん)には、ここ数年、親からの虐待や生活困窮などで居場所をなくした若者が多く集まり“警固界隈”と呼ばれていて、犯罪やトラブルに巻き込まれるケースも起きています。
このため県は、こうした若者を支援する「こころの窓口」、通称『ここまど』を公園内に設置し、専門の相談員による声かけやLINEでの相談などで、状況に応じて、きめ細かく対応するということです。
17日には県警や行政機関、NPO法人などで構成される協議会も設置されていて、服部知事は、「各機関が一致団結して支援を行っていきたい」としています。
この支援事業は、相談員4人体制で7月21日から始まります。