“クッキーおじさん”レジ通さず商品を袋へ
東京・中野区で5日午前1時頃に無人販売店のオーナーが目撃したのは、商品をレジに通すフリだけして退店する姑息なドロボーの姿だった。

店のオーナー:
スキャンするフリして袋に入れて、クッキー3つ盗っていったんですよ。クッキーおじさんですかね。

当時、店に現れたのは白いTシャツを着た男だった。カゴを手に取ると、目の前にあったマフィン2つとクッキー3つをすぐさまカゴの中へ入れていた。

そして次に手を伸ばしたのは、「コクが自慢のとん汁」だった。そのまま店内を1周し、レジへ向かった。そこで男は驚きの行動に出た。

店のオーナー:
実際にレジの画面はスキャンされているようにはなっていなくて。
男は商品をレジに通すフリをしていたのだ。
“レジを通すフリ”で約3000円分窃盗
実際にオーナーが商品をスキャンした動画では、バーコードを読み込むと「ピッ」と音が鳴り、画面に商品名や金額が表示される。

しかしセルフレジに立った男を見ると、商品を近づけても音は鳴らず、画面も変化しなかった。それにもかかわらず、男は商品を次々と袋に詰めていった。

最後のとん汁に至ってはスキャンするフリすらしていない。
男は商品6点、約3000円分の料金を支払うことなく、店を立ち去った。

店のオーナー:
自分だとわかったときは自首していただいて、一切このような行動はやめてください。
(「イット!」 7月16日放送より)
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