東京・中野区の無人販売店のオーナーが目撃したのは、商品をレジに通すフリだけして退店する姑息な泥棒の姿です。
7月5日午前1時ごろ、店に現れたのは白いTシャツを着た男。
かごを手に取ると、目の前にあったマフィン2つとクッキー3つをすぐさまかごの中へ。
そして、次に手を伸ばしたのはコクが自慢の豚汁です。
そのまま店内をぐるりと1周。レジへ向かいます。
そこで男は驚きの行動に。
店のオーナー:
実際にレジの画面はスキャンされてるようになってなくて。
実際にオーナーが商品をスキャンした動画では、バーコードを読み込むとピッと音が鳴り、画面に商品名や金額が映し出されています。
しかし、セルフレジに立った男を見ると、商品を近づけても音も鳴らず画面も変化なし。
にもかかわらず、商品を次々と袋に詰めていきます。
最後の豚汁に至ってはスキャンするフリもしていません。
男は、商品6点約3000円分の料金を支払うことなく店を立ち去りました。
店のオーナーは、「自分だと分かったときは自首していただいて、一切このような行動はやめてください」と話しました。