厳しい暑さが続く中、富山市内の高校では、ある「涼しいアイテム」が導入されました。

富山南高校の一年生の教室です。

なかにはハーフパンツを着用した生徒もいます。

実はこれ、学校が暑さ対策として今月3日から取り入れた夏用の制服のひとつです。

*県立富山南高校 入江元教頭
「ここ数年、夏が非常に熱いということで、暑熱対策で導入に踏み切った。」

学校によりますと、県内の高校でハーフパンツを制服に取り入れたのは初めてだということです。

ハーフパンツとポロシャツは男女兼用で、軽くて乾きやすい素材が採用されていて、生徒の意見を取り入れ、ポロシャツの色は、下着が透けにくいよう紺色にしたということです。

*生徒は
「すごく着やすくて、涼しくていいです。最近は熱いので、毎日着てきます。」 

*生徒は
「白色だと透けたりして、汗が滲んでしまったら恥ずかしいので、これだとそんなことがなくていいです。」

ポロシャツをスラックスやハーフパンツなどと、自由に組み合わせることができます。

伝統のワイシャツからポロシャツに切り替える生徒が多い一方、ハーフパンツを着用している生徒は、まだ少数にとどまっています。

*生徒は
「普通のスカートだと、汗とかに貼り付いちゃう所があるので、半ズボンになることで、貼り付くこともないし、着替えやすいからいいなと思いました。」

*生徒は
「短パンだと、ちょっと子供っぽい、抵抗がある」

*生徒は
「スカートとの組み合わせの方が可愛いと思います」

この涼しい夏服は、10月中旬まで着用可能ということです。

富山テレビ
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