夏休みを前に、韓国が不法占拠を続ける竹島の問題について子どもたちにも分かりやすく紹介する企画展が、島根県松江市の竹島資料室で始まりました。
松江市の竹島資料室で、7月16日から始まった子ども向けの企画展。
韓国が不法占拠を続ける隠岐の島町の竹島をめぐる問題について、子どもたちに理解を深めてもらおうと県が2013年から毎年夏休みに合わせて開いています。
田淵木萌記者:
今回の展示は、二ホンアシカを使った漫画となっていて、子どもたちにも分かりやすくなっています。
竹島問題について漫画で解説するパネルでは、これまでの経緯などをニホンアシカのキャラクターがわかりやすく教えてくれます。
愛媛県から隠岐の島町にIターンした漫画家・あーささんが描きました。
また、かつて竹島に生息していた二ホンアシカのはく製は、大田市の三瓶自然館サヒメルが所蔵するもので、特別に展示されています。
ほかにもアシカの革でつくったカバンも展示され、二ホンアシカと暮らしとの関わりを知ることができます。
島根県総務部竹島対策室・山根健太郎室長:
ぜひ、この機会に多くの子どもさんたちに竹島資料室においでいただいて、興味を深めるきっかけにしていただきたい。
会場には、夏休み限定のカプセルトイマシーンも登場。
職員が手づくりしたオリジナル缶バッジがもらえます。
子ども向け企画展は9月1日まで開かれ、8月23日には、竹島の二ホンアシカをテーマにした絵本の読み聞かせの会も開催されます。