日本画の巨匠・東山魁夷の作品を収蔵する坂出市の美術館で7月16日、開館20周年を記念したセレモニーが行われました。
坂出市にある東山魁夷せとうち美術館で行われた記念セレモニーには香川県の池田知事らが出席し、地元の高校生の演奏などで20周年を祝いました。
美術館は、香川県出身の祖父を持ち、風景画の大家と呼ばれた魁夷の足跡を伝えようと2005年にオープンし、版画作品を中心に300以上の作品が収蔵されています。20周年を記念して17日から始まる特別展では、美術館にある魁夷の日本画や版画などあわせて23点が展示されます。
(東山魁夷せとうち美術館 増田昭宏館長)
「香川県が誇れるような、皆さんに愛されるような美術館になるよう強く思っている。初めて来る人もぜひこの機会に美術館に足を運んでもらえれば」
東山魁夷せとうち美術館の20周年を記念した特別展は、7月17日から8月末まで開かれます。