路線バスの運転手不足を解消しようと、津山市は2025年11月に市内を走る自動運転バスの実証事業を行うと発表しました。3年後には、乗務員がいない自動運転バスの運行を目指すということです。
実証事業は、JR津山駅から市街地の北側にある公園「グリーンヒルズ津山」までの片道約5キロの区間で行われます。車両は16人乗りの電気駆動で最高速度は時速35キロ、センサーで周囲の状況を確認しながら自動で走行します。歩行者や車が接近すると自動でブレーキがかかりますが、実証事業では運転手が同乗し、障害物があった場合など操作することがあるということです。
津山市は2025年11月に5日間、一般の人を乗せて自動運転バスを走らせる予定で、2028年度に、乗務員がいないバスの運行を目指しています。