ウクライナと停戦拒否なら厳しい関税を課すとするアメリカの警告に対し、ロシアのラブロフ外相は、「発言の背景を理解したい」と述べ、直接的な非難を避けました。
ラブロフ外相は15日、訪問先の中国で会見し、アメリカのトランプ大統領が「50日以内に停戦に合意しなければロシアと取引する国に100%の関税を課す」と警告したことについて言及しました。
ラブロフ外相は、「パートナー諸国が取引を断念するとは考えていない」とした上で「発言の背景を理解したい」と述べ、直接の非難を避けました。
一方、ペスコフ大統領報道官は「プーチン大統領に向けた発言もあり、分析に時間が必要だ」と述べました。