アメリカのベッセント財務長官は関税交渉の進展が期待される今週の日本訪問について、貿易交渉よりも、万博の行事に参加するためとの考えを示しました。
ベッセント財務長官は19日に、大阪・関西万博で開催されるアメリカの「ナショナルデー」にあわせて今週、日本を訪問し、石破首相と会談を行うほか、関税交渉を担う赤沢経済再生相と面会する見通しです。
ベッセント長官は15日、ブルームバーグテレビに出演し、今回の日本訪問で関税交渉の合意が成立できるかとの質問に対し、「アメリカのナショナルデーにあわせて代表団を伴って万博を訪問する。貿易交渉というよりも、アメリカを祝うための催しだ」と説明し、関税交渉への言及を避けました。