日産の追浜工場が、2027年度末に車両生産を終了です。
日産自動車は、神奈川・横須賀市にある追浜工場での車両の生産を2027年度末に終了すると発表しました。
1961年に操業を開始した追浜工場は、その歴史に幕を下ろすことになります。
日産自動車 イヴァン・エスピノーサ社長:
本決定は特に、追浜工場で働く従業員にとっては極めて大きな痛みを伴う改革です。私としても、会社としても苦渋の判断でした。
また、子会社「日産車体」の湘南工場に委託している車両生産も2026年度末に終了します。
今後は、福岡・苅田町にある日産自動車九州の工場に生産を移管します。
また追浜工場で働く従業員は2027年度末まで雇用し、その後については労働組合なども含めて協議する方針です。
従業員:
まだ雇用がどうなるかわからないのでそれが心配です。もし契約終了するならするで早く教えてほしいです。仕事を探さなきゃいけないので。
日産は、2027年度までにグループ全体で従業員2万人の削減するほか、国内外の車両の生産工場を17から10に減らす方針を示していました。