沖縄で多く見られる植物『月桃』の観賞会が先日、天草市牛深町でありました。
【参加者】
「これだけ花が咲いてるのを初めて見たので…。素晴らしい花だと思った。花に艶がある」
『月桃』はショウガ科ハナミョウガ属で、東南アジアが原産の多年草で国内では沖縄で多く見られる植物です。
つぼみが桃のような形をしていることからその名が付けられたといわれ、開くとランのような形をした黄色い花を咲かせます。
天草市牛深町の西岡 勝成 さんは3種類約1000株の『月桃』を栽培しています。
6月21日は『月桃』の観賞会が開かれ、蒸し暑い中、多くの人が訪れ、『月桃』のつぼみや花を見て楽しんでいました。
また、会場では西岡さんが『月桃』で作ったお茶や、粉末状にした『月桃』を白玉粉を混ぜて作った団子のスイーツを来場者に振る舞い、もてなしました。
【参加者】
「茎を搾ったのを手に付けさせてもらったのですけど、とってもいい香りがして」
そのほか、藍染め体験もあり、参加者は自分で摘んだ蓼藍の葉っぱを水と一緒にミキサーで細かく砕き、白い布を漬けて染めていました。
西岡さんは「これからも月桃を増やして観光客や移住者を呼び込みたい」と話していました。