福祉医療費の現金給付の申請書を放置したほか、交通事故を起こして相手にけがをさせたなどとして、秋田県由利本荘市は職員5人を減給などの処分としました。
由利本荘市によりますと、市民課に勤務する女性職員(21)は、2022年7月から2024年3月まで、福祉医療費の現金給付を申請する書類、65人分105件を机の中などに放置していました。
また、大内総合支所上川大内出張所に勤務する専門員(64)は2024年7月、秋田市の市道で自家用車で右折しようとした際、隣の車線を走っていた車と衝突し、運転手にけがをさせました。
2人はともに減給10分の1、1カ月の処分を受けました。
市はこのほか、制限速度50キロの国道を81キロで走行して警察に摘発された職員、申請書を放置した職員の上司、駐車場で交通事故を起こした消防職員の3人を戒告としています。