合成麻薬フェンタニルについて、福岡厚生労働相は「取り締まりを徹底する」と明らかにしました。
フェンタニルは、がん患者への痛み止めなど医療用麻薬として使われていますが、アメリカでは違法に作られたものが売買され、中毒などによる死亡が相次いでいます。
福岡厚労相は、フェンタニルは法律による免許・許可制のもとで輸出入や製造などを規制しているとした上で、2024年までの6年間に税関で密輸が摘発された実績はないとしました。
その上で、「密輸など不正な取引を阻止すべく取り締まりを徹底する」としています。