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プレスリリース配信元:株式会社マシェバラトーク

恋愛経験者ほど視聴頻度が高い意外な事実も判明。データから読み解く、現代の若者たちのコミュニケーションと恋愛観のリアル。




スマートフォンの普及により、ライブ配信は若者を中心に身近なエンターテイメントとして定着しました。単なる暇つぶしだけでなく、新たな出会いやコミュニティの場としても注目されています。

株式会社マシェバラトークが運営するオウンドメディア『マシェラボ』( https://machetalk.jp/media/ )編集部は、日本全国の15歳~59歳の男女492名を対象に、ライブ配信の視聴実態と価値観に関する調査を実施しました。

今回の調査で明らかになった主な結果は、以下の通りです。
- 10代の週1回以上の視聴率は6割以上で、50代に比べて約2.3倍の水準
- 20~30代男性、20代女性の約半数が「異性配信者」を主に視聴
- 現在交際中の人の週1回以上の視聴率は7割近くに上る

本リリースでは、これらの調査結果をもとに、多様化するライブ配信の楽しみ方や、新しいコミュニケーションの形としての可能性を探ります。

▼本調査のオリジナル記事は、弊社運営メディア『マシェラボ』にて公開しています。
https://machetalk.jp/media/survey-on-live-streaming-conditions/
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主な調査結果

1.ライブ配信視聴、10代の64.2%が週1以上で50代の約2.3倍
過去1年間のライブ配信サービスの視聴頻度について質問したところ、年代によって視聴習慣に大きな差があることが明らかになりました。特に若年層ほど高い頻度で視聴する傾向が見られ、世代間でのデジタルメディア接触に違いがあることがうかがえます。

まずは、アンケート結果をまとめたグラフです。



全体では週1回以上とアクティブな視聴者が40.4%(「ほぼ毎日(19.3%)/週3~5回程度(12.2%)/週1~2回程度(8.9%)」の合計)に達し、約4割の人が定期的にライブ配信を視聴していることがわかりました。一方で「視聴したことがない」も27.6%となっており、利用者と非利用者がはっきりと分かれている状況です。

このデータを年代別に集計すると、若年層ほど視聴頻度が高い傾向が明確に現れます。



年代別では、週1回以上視聴する割合は10代が64.2%と最も高く、20代が55.7%、30代が43.6%と続きます。一方、40代は32.0%、50代は27.7%にとどまっており、10代と50代では約2.3倍の開きがあることがわかりました。

この結果から、デジタルネイティブ世代とそれ以前の世代における情報接触の違いが明確に表れています。若年層にとってライブ配信は、従来のテレビや動画配信サービスと並ぶ主要なメディアとして位置づけられており、リアルタイムでの双方向コミュニケーションを重視する傾向が反映されていると考えられます。

2.視聴頻度に大きな男女差はないが、男性の方がやや積極的
世代間の大きな差が明らかになったライブ配信視聴ですが、男女間ではどのような違いがあるのでしょうか。ライブ配信サービスの視聴頻度を男女別に分析したところ、男女ともに一定の視聴習慣があるものの、男性の方がやや積極的に視聴する傾向が見られました。



男女の詳細な視聴パターンを見ると、週1回以上のライブ配信視聴率は男性が44.3%女性が36.4%で、男性が約8ポイント上回っています。特に「定期的に視聴している(週1~2回程度)」では男性が11.1%、女性が6.7%と差が大きく、男性の方が高い頻度で視聴する傾向が見られます。

一方、ライブ配信を視聴したことがない割合は女性が32.6%、男性が22.9%で、女性の方が約10ポイント高くなっています。これらの結果から、ライブ配信は性別を問わず幅広く利用されていますが、男性の方がやや積極的に視聴していることがうかがえます。

3.20~30代が異性配信者を積極視聴、出会いのきっかけにも?
これまでの分析で、ライブ配信は若年層を中心に男女問わず視聴されていることがわかりました。では、どのような配信者を視聴しているのでしょうか。

主に視聴するライブ配信者の性別について質問したところ、20~30代で異性配信者を視聴する割合が高い結果となっており、年代によって大きく異なる傾向が見られました。



年代別に詳しく見ると、異性配信者を主に視聴する人は30代男性の52.5%が最高で、次いで20代女性の50.0%20代男性の46.7%と続いています。一方、10代では男性21.4%、女性26.3%と相対的に低く、40代以降では男女ともに30%前後にとどまっており、20~30代との明確な差が見られます。

特に、10代から20代にかけて、大きな意識の変化が見られる点に特徴です。10代では2割代にとどまっていた異性配信者の視聴が、20代になると男女ともに約2倍に跳ね上がっており、大人になるにつれてライブ配信上で異性を強く意識するようになる様子がうかがえます。

このことから、20~30代にとってライブ配信は単なるエンターテイメントを超え、異性とのコミュニケーションを楽しむ重要な機会になっていると考えられます。従来の出会いの場に加え、ライブ配信が新しい交流の選択肢として、この年代に受け入れられているのかもしれません。

4.ライブ配信に「つながり」を求める若年層、娯楽重視の中高年層
20~30代が異性配信者を積極的に視聴していることが判明しましたが、そもそもなぜライブ配信を視聴するのでしょうか。ライブ配信を視聴する理由について質問したところ、年代によって視聴の動機に異なる傾向が見られました。



年代別の詳細を見ると、10代では「出演者が好きだから」が42.4%「応援したい人がいるから」が39.4%と、特定の配信者への愛着が強いことが特徴的です。また、「癒しを求めて」も33.3%と高く、ライブ配信が心の支えとしての役割を果たしていることがうかがえます。

「暇つぶしのため」は各年代で共通して高く、10代が42.4%、次いで40代が41.1%、20代が35.4%となっています。一方、「エンターテイメントとして楽しむため」は50代が43.0%と突出して高い数値を示しており、中高年層にとってライブ配信は気軽な娯楽として位置づけられていることがわかります。

このように、若年層にとってライブ配信は「暇つぶし」という側面もありながら、特定の配信者との疑似的な関係性や心の癒しを求める場として多面的に機能していることが読み取れます。一方、中高年層は比較的ライトな娯楽として捉えており、世代によるライブ配信に対する価値観や期待が異なることが明らかになりました。

5.恋愛経験が豊富な層ほどライブ配信を活用
これまでの分析で、若年層ほど配信者との「つながり」を重視し、異性配信者への関心も高いことがわかりました。この傾向は、恋愛経験によっても違いがあるのでしょうか。ライブ配信の視聴頻度を恋愛経験別に分析したところ、恋愛経験が豊富な層ほどライブ配信を積極的に視聴する傾向が明らかになりました。



恋愛経験別の詳細を見ると、週1回以上のアクティブな視聴者は「現在交際中」が67.4%で最も高く、次いで「過去に交際経験あり」が47.5%となっています。一方、「交際経験がない」は32.1%、「結婚している」は29.5%にとどまっており、恋愛に対してアクティブな層ほどライブ配信への関心が高いことがわかります。

特に注目すべきは、現在交際中の人の「ほぼ毎日視聴している」が24.7%、「よく視聴している」が23.6%と、どちらも高い数値を示している点です。また、「視聴したことがない」の割合も10.1%と他の層と比較して圧倒的に低くなっています。

この結果からは、恋愛経験が豊富な人ほど、新しいコミュニケーション手段に対して積極的な姿勢を示していることがうかがえます。既に恋愛関係を築いている、または築いた経験がある人は、人とのつながりを重視する傾向があり、ライブ配信という比較的新しいメディアにも関心を持ちやすいのかもしれません。

まとめ:ライブ配信が広げる新しいつながりと楽しみ方

今回の調査から、ライブ配信の視聴には世代による価値観の違いが大きく影響していることが見えてきました。若い世代は日常的にライブ配信を楽しみ、配信者とのやりとりや新しい出会いを積極的に求める傾向が強い一方、中高年層は気軽な娯楽として利用することが多いようです。恋愛経験が豊富な人ほどライブ配信を活用している点も印象的で、配信を通じて人との距離を縮めている様子がうかがえます。

特に興味深いのは、若年層が配信者との「つながり」や「癒し」を大切にしているのに対し、中高年層はリラックスできる時間やエンターテイメント性を重視するなど、視聴動機にもはっきりとした違いがあることです。スマートフォンやSNSの普及により、ライブ配信はリアルタイムで交流できる新しいコミュニケーションの場として、多くの人に受け入れられています。

人とのつながりが希薄になりがちな今、ライブ配信が身近なコミュニティとして活用されていくことが期待されます。特に、「つながり」を重視する今の10代がこれから年齢を重ねていくことで、ライブ配信は新しい出会いの形として、今後さらに大きな広がりを見せていく可能性がありそうです。

調査の実施概要

調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者  :15歳~59歳の男女
調査期間 :2024年6月16日~2024年6月23日
有効回答 :492名※
※性別・年齢層の人口分布を考慮したサンプリング

設問内容
- あなたは過去1年間に、ライブ配信サービス(YouTube Live、ニコニコ生放送、17Live、Pococha、ツイキャスなど)を視聴した日はどの程度ありましたか?
- あなたがライブ配信を視聴する理由として、当てはまるものを最大3つまで選んでください。
- あなたが主に視聴するライブ配信者の性別について教えてください。
- あなたの恋愛経験について教えてください。


本プレスリリースをそのまま転載する場合を除き、調査結果の内容・グラフ・データなどを引用される場合は、出典元として下記リンクをご記載いただくようご協力をお願いいたします。
https://machetalk.jp/media/survey-on-live-streaming-conditions/

株式会社マシェバラトーク



株式会社マシェバラトークのビジョンは「Connecting Thoughts(想いをつなげていく)」、人と人をつなぐ想いに満ちた会社を目指しています。人々がお互いに支え合い、助け合いながら共に成長できる社会の実現に向けて、技術と情報を活用したプラットフォームを提供し、価値あるつながりを創出しています。

▼サービス紹介
・マシェライブ:ライブ配信サービス・プラットフォーム
https://machetalk.jp/

・マシェラボ:人と人とのつながりに関する情報を発信するオウンドメディア
https://machetalk.jp/media/


【運営会社の概要】
会社名:株式会社マシェバラトーク
所在地:東京都渋谷区神南1-9-2 大畠ビル3F
設立:2018年5月28日
代表者:小島雅弘
事業内容:スマートフォン向けアプリケーションの開発・運用
会社ホームページ:https://machetalk.com/
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