2025年は台風の発生から接近までの時間が短くなると予想されていて早めの対策が必要です。

15日未明、9年ぶりに北海道に上陸した台風5号。今後、九州でも台風が発生し被害が出ることが心配されます。

2025年、台風1号が発生したのは6月11日で1951年の統計開始以降歴代5番目の遅さです。

台風1号の発生が遅い場合、1年間に発生する数は減るのでしょうか。

ウェザーニューズの予想によりますと台風1号の発生が遅かったため、2025年発生する台風は23個程度で平年の25個よりやや少なくなる見通しだということです。

ここからは今後の台風の傾向などについて気象予報士の大波多さんです。

2025年は平年に比べて台風1号の発生が遅くなりましたが、要因としては例年台風が発生しやすいフィリピンの東の海上で雨雲が発達する上昇気流が活発で無かったことなどがあげられます。

ただ今後は例年より西側や北側を中心に概ね平年並みのペースで台風が発生しそうです。

台風は多くの場合、太平洋高気圧の周辺を回る風に流され日本に接近することが多くなりますが、台風の発生する位置が北や西にずれるということはやってくるまでの日数が短くなる可能性があります。

2025年は例年以上に早めの備えが必要となりそうです。

14日、台風5号が温帯低気圧に変わりましたので現時点では日本付近に熱帯低気圧や台風はありませんが、フィリピン付近ではまもなく次の熱帯低気圧が発生する予想です。

今後の情報にご注意下さい。

テレビ大分
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