入院中の子供たちの不安を和らげるために使われる布製の人形、キワニスドールの製作会が7月15日、岡山市の高校で開かれました。

製作会は、社会奉仕団体・岡山キワニスクラブが開いたもので、岡山南高校の生徒約40人が参加しました。キワニスドールは大きさ約40センチの真っ白な人形で、自由に顔を書くことができ、入院中の子供たちを励ますためなどに使われます。

生徒たちは一体ずつ丁寧に人形を作っていきました。

(生徒は…)
「病院にいる子供が元気になればいいと(思いを込めた)」
「この人形と一緒に病気を克服してもらいたい」

(岡山キワニスクラブ 仲田錠二事務局長)
「自分たちが作ったものが現場でどう使われるか。自分たちがしていることが 地域にどれだけ役に立っているかということを高校生にも体験してほしい」

15日に作られたキワニスドールは、県内の病院や支援学校などに贈られるということです。

岡山放送
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