15日朝、宮崎空港で全日空の地上係員が保安検査を受けずに、危険物の所持が制限されるエリアに入りました。
これにより、搭乗ロビーにいた乗客などの保安検査がやり直されることになり、始発から発着便に大幅な遅れが出ました。
(中村真菜記者)
「保安検査場前です。先ほどまでこちら大変混雑していました。また、ボードを見てみますと、多くの便に遅延や欠航が発生していることがわかります」
国土交通省宮崎空港事務所などによりますと、15日午前7時すぎ全日空の地上係員が保安検査を受けずに、搭乗ロビーなどがある危険物などの所持が制限されるエリアに入りました。
これを受けて、保安検査が済んでいた乗客や空港関係者などおよそ500人が検査をやり直すことになり、始発便から大幅な遅れが出ました。
宮崎空港事務所のまとめでは、宮崎空港を発着する26便に最大でおよそ3時間の遅れや欠航が発生し、乗客およそ2000人に影響が出たということです。
(乗客・羽田空港から到着)
「滑走路に降りてから1時間監禁状態でした。私は遊びで宮崎に来ているからいいけど、ビジネスの人が到着してから電話をかけていた」
(乗客・羽田空港から到着)
「機内ではキャンディーが配られたり58〜01皆さん静かに待たれてる感じでした」
全日空は、「ご搭乗のお客様をはじめ、関係者の皆さまに多大なるご迷惑ご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」とコメントしています。