長野県内でも相次ぐ高齢ドライバーによる事故。特に長野市で多くなっています。「夏の交通安全やまびこ運動」に合わせ長野市のスーパーでは安全運転が呼びかけられました。
7月14日、長野市のスーパーで行われた啓発活動。警察や市の職員は特に高齢者ドライバーに安全運転などを呼びかけました。
長野中央署交通第二課・平林朋樹さん:
「運転する際は集中して左右の安全確認をよくして事故を起こさないように」
県内で高齢ドライバーの事故が相次いでいます。
5月には御代田町のスーパー駐車場で76歳が運転する車が暴走、1人が死亡しました。アクセルとブレーキを踏み間違えたとみられています。
また、長野市では今年、死亡事故が多発。7件のうち6件は高齢ドライバーが関係する事故でした。
先週から始まった「夏の交通安全やまびこ運動」では、高齢者の事故防止が重点項目の一つとなっています。
警察は14日、確実に一時停止すること、運転に不安を感じたら相談をすること、サポカーへの乗り換えを検討することなども呼びかけました。
86歳:
「年をとると注意力が散漫になるから、スピードを落としている」
84歳:
「山へ住んでいるから(車がないと)買い物へ行くのに困る。(市街地では)乗せてもらっているから、ほとんどしない」
長野中央署交通第二課・平林朋樹さん:
「(特に高齢者は)気温が高い日が続いているので、車を運転する際は自分の体調をよくみて、体調が悪いときは運転を控えるようお願いしたい」