学校給食に熊本県産の食材をもっと使い食育につなげようという取り組みです。14日、嘉島町の小学校で県産のトマトを使ったパンが提供され、県の越猪浩樹教育長も給食を味わいました。
【中原理菜リポート】
「きょうの給食は、熊本県産の農産物を使ったメニュー、中でもトマトパンには
『はちべえトマト』が20%使われています」
14日、嘉島西小学校で提供されたのは県産トマトの規格外品のピューレを練りこんだパンなど県産食材を使った給食です。
給食に占める県産食材の割合は昨年度59・3%。
県や県教育委員会、学校給食会は去年、連携協定を締結。
さらに県産の割合を増やし食育につなげようとトマトパンを開発しました。
熊本県の越猪浩樹教育長らも4年生の児童と給食を味わいました。
【4年生の児童】
「トマトの甘みがあっておいしかったです」
(今日の給食は?)「最高です」
「トマトはそんなに好きでないが、お店に出せるくらいのレベル」
【越猪 浩樹教育長】
「予算などの制限もあるが、おなかいっぱい笑顔で食べられる給食にしたい」
トマトパンは今年4月から7月までに県内の小・中学校のうち約25%で提供。
今後も、県産の農産物を使った加工食品の開発を検討しているということです。