広島市で建設が進む広島高速5号線をめぐり、騒音や振動などを懸念する地元住民と湯崎知事が意見交換会を開きました。

広島市東区の高速5号線二葉山トンネルが今年4月に掘削が完了し、今月9日、牛田地区での工事による地表面の変動は収束したと判断されたのを受けて、13日の意見公開会は改めて開かれたもので、湯崎知事と地元の牛田地区の代表者などが出席しました。
代表からはトンネル工事が7年と長期にわたり、その間、家の中でも日常生活に支障をきたすほどの騒音・振動に悩まされたことに対する不満の声が上がり、湯崎知事は「屋内で、より振動することがあり得ると、十分な説明がなかったことは申し訳ない」と謝罪しました。

【湯崎英彦 知事】
「振動騒音の問題が非常に大きく影響していると受け止めている。しっかりとご意見を受けとめてお伺いできるようにしていきたい」

広島県などは今後も住民の納得が得られるよう説明会を開くことにしています。

テレビ新広島
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