木材の加工などものづくりの腕を競う九州大会が佐賀市で開かれ、工業系の高校に通う生徒たちが日頃の学びの成果を披露しました。
【開会式選手宣誓】
「互いの創造性を刺激し尊重しあい、ものづくりの奥深さと分かち合う喜びを体験できる場となることを誓います」
この大会は工業系の高校生の技術を高め、優秀な人材の確保につなげようと毎年開かれているものです。佐賀市の佐賀工業高校では9つの部門のうち、「旋盤作業」など4部門が行われ、九州各県から集まった31人が腕を競いました。
このうち開会式で選手宣誓をつとめた北陵高校電子科の松本竜綺さんが「電子回路組立」に出場したほか、「木材加工部門」には佐賀工業高校建築科の田中翔琉さんが出場するなど、県内の高校生も集中して課題に取り組んでいました。
各部門の最優秀賞の受賞者が出場する全国大会は、11月に四国で開催されます。