富山大空襲から80年の節目にあたり、被災者の描いた絵画などを展示した企画展が富山市で開かれています。

展示は、80年前の富山大空襲の記憶を後世に伝えようと、12日から県民会館で始まりました。

会場には第二次世界対戦の開始から終戦までの流れを分かりやすく解説したパネルや被災者が描いた絵画など約300点が展示されています。

なかには、市内に4つ投下された「パンプキン爆弾」と呼ばれる模擬原子爆弾を実寸大で表したパネルが県内で初めて展示され、訪れた人はその大きさに驚いた様子でした。

*富山大空襲を語り継ぐ会 高安昌敏代表幹事
「ぜひ子どもたちに遺品や資料を触って見て、戦争の悲惨さを理解してほしい」

この企画展は今月17日まで開かれています。

富山テレビ
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