80年前の7月12日は100人以上が犠牲となった敦賀空襲が起こった日です。空襲の発生日に合わせ敦賀市内で12日、法要が営まれました。

太平洋戦争末期の1945年の7月12日、敦賀市は日本海側の都市で初めて空襲に見舞われ100人以上が犠牲になりました。

「戦没者追悼敦賀市民の会」などが開いた法要には遺族や市民らおよそ30人が参列。住職が空襲の犠牲者の名前を読み上げた後、参列者たちは静かに手をあわせました。

参加した遺族ー
「この平和は先人たちの礎の上にある。享受していかなければいけない」

戦没者追悼敦賀市民の会 奥野治樹副会長ー
「戦火を経験した人がどんどん減っている。誰かが伝えないと戦争の史実が風化してしまう。しっかりとやっていきたい」

市民の会では、戦後80年を機に語り部活動を本格化させたいとしています。

福井テレビ
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