モンゴルを訪問中の天皇皇后両陛下は、日本とゆかりのあるモンゴルの人たちと懇談されました。
11日夜、両陛下は日本語の教育など日本との関係に力を尽くしてきたモンゴルの人たちと懇談されました。
面会前に「私は亡くなった抑留者を代表して陛下にお会いすることになると思います」と語っていたウルジートグトフさんは、終戦後、日本人抑留者約1700人が亡くなり、過酷な強制労働によりウランバートルの主要な建物を作ったことを知り、私財を投じて資料館を作り、歴史を伝える活動を続けています。
陛下はウルジートグトフさんの話に深くうなずき、「素晴らしい活動をされていますね」「資料を集めるのは大変でしたでしょう」などと伝えられました。
ウルジートグトフさん:
天皇陛下が私の話を誠意を持って聞いてくださったと感じました。
両陛下は12日、草原で行われる競馬を観戦されます。