北朝鮮を訪れているロシアのラブロフ外相が金正恩(キム・ジョンウン)総書記と会談し、軍事支援で協力を強化していくことを確認しました。
ロシア外務省によりますと、会談は7月12日、北朝鮮東部元山(ウォンサン)で行われました。
この中で金正恩総書記は、「今回の訪問は同盟関係の強化と協力拡大の重要な節目となる」と述べ、ラブロフ氏を歓迎しました。
一方、ラブロフ氏は、プーチン大統領のメッセージとして「直接接触する機会が将来的に増えることを期待している」と伝えた上で、軍事支援を明記した包括的戦略パートナーシップ条約に基づく協力関係を強化していくことを確認したということです。