コンビニエンスストアのトイレに実弾が入った拳銃などを置き忘れたとして、宮城県警は機動捜査隊の巡査長を戒告処分としました。

県警によりますと、機動捜査隊に所属する31歳の男性巡査長は、6月、仙台市内をパトロール中にコンビニのトイレで個室を利用した際、実弾が入った拳銃1丁や手錠などを置き忘れたということです。

巡査長は県警の聞き取りに対して、「拳銃取り扱いの重要性の認識が薄れていた」などと話しているということです。

県警によりますと、拳銃が使用された形跡はありませんでした。

県警本部の志子田聡首席監察官は、「拳銃などについては、極めて厳重かつ適正な管理が求められるところ、このような事案の発生は県民の信頼を大きく損なうものであり誠に遺憾。同種事案の絶無を期してまいります」とコメントしています。

仙台放送
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