ウエイトリフティング日本代表の強化合宿が9日から滑川市で行われています。 

中には、パリオリンピックに出場した滑川高校出身の村上英士朗選手の姿も!

地元での合宿に気合十分です。

滑川市総合体育センターで9日から始まったウエイトリフティング日本代表の強化合宿。

県内での開催は初めて、2028年のロサンゼルスオリンピックを見据えた合宿で男女12人の選手が参加し、県出身ではともに滑川高校出身の村上英士朗選手、中嶋友菜選手が参加しています。

*村上英士朗選手
「(母校の)地元で全日本合宿やれるってウエイトリフターの夢。キラリンめっちゃ嬉しい。パリ五輪の時に滑川市の職員が僕の日本記録の写真を見て描いてくれた。滑川がウエイトの聖地になったら良いな」

パリオリンピックに出場した村上選手は3年後、ロスでのメダル獲得を目指し階級変更のため現在減量中。

体重はピーク時から40キロも落としました。

この合宿は減量で落ちたパワーを補うことがテーマ、11日は下半身のバネの強化に重点を置きました。

*村上英士朗選手
「階級を落として、これから新しい挑戦をする。(減量で)力も落ちてきている。それに負けないよう力付けの時期。足のトレーニングをいっぱいやっている。ロサンゼルス五輪の予選につながるような練習をしていきたい」

また、4月の全日本選手権で2連覇をした中嶋友菜選手は初のオリンピック出場を目指しています。

11月の国内大会に向け、課題とするバーベルの引き上げ動作の向上に力を入れていました。

練習後、中嶋選手たちが訪れたのは大岩山日石寺。

*中嶋友菜選手
「心願成就。世界を目指して頑張ります」

選手たちで滝修行!冷たい滝に打たれ、心と体を清めました。

*中嶋友菜選手
「清らかになったような。リフレッシュできました。オリンピック出場を願いながら(滝に)打たれました。また気持ちを切り替えて明日から練習後半頑張っていけたら」

村上選手の活躍もあって実現した滑川での代表合宿。

来年、滑川市では中学生の全国大会が行われる予定です。

まさに滑川がウエイトリフティングの聖地となっていきそうです。

ウエイトリフティング日本代表合宿は14日まで行われます。

富山テレビ
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