九州では新燃岳が6月22日から10日にかけた断続的な噴火で、比較的濃度の高いPM2.5が観測されています。

気象衛星ひまわりの画像の赤い部分に注目すると、新燃岳の噴火によって噴煙が広がっていることがわかります。

長崎大学によりますと、この噴煙により県内では7月1日から4日までの日中に環境基準を超えた40マイクログラム(1時間平均)のPM2.5が観測され、特に日中に濃度が上昇する傾向が見られたということです。

この時期は南よりの風が吹いているため、今後、噴火次第では再びPM2.5の濃度が高くなる可能性もあります。

呼吸器系などに疾患のある人は引き続きご注意ください。

テレビ長崎
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