男性を殺害しスーツケースに入れ多摩川に遺棄した罪に問われている元交際相手の女とその家族ら5人のうち、女の父親ら2人に実刑判決が言い渡されました。
この事件は2023年12月、動画配信者の原唯之さん(当時46)の遺体がスーツケースに入った状態で神奈川・川崎市の多摩川河川敷から見つかり、元交際相手の西高舞被告(33)やその家族ら5人が原さんの首を絞めて殺害し、遺体を遺棄した罪に問われているものです。
11日の判決で、横浜地裁は「原さんと舞被告の金銭トラブルなどが原因の一端になったのは否定できない」とした一方、「一部を弁済するなどしていて、原さんに落ち度があったとまではいえない」として、舞被告の父親・昌浩被告(54)に懲役13年、交際相手の岩城周平被告(40)に懲役15年の実刑判決を言い渡しました。