参院選が中盤を迎える中、「BSフジ プライムニュース」に主要政党の代表者が出演する2日目の11日夜は、6党の与野党代表が参院選後の政権の在り方や、政策を訴えました。
共産党の田村委員長は、与党を過半数割れに追い込むと強調しました。
共産党・田村委員長:
私たちは自民党の政治を変えようという政党と大いに力を合わせて、政権交代を起こしていくような動きにぜひつなげていきたい。
国民民主党の玉木代表は、「今の制度を前提に、穏健な多党制に移行する」との認識を示しました。
国民民主党・玉木代表:
比較的、政策の似通った3つから5つの政党が、協力をしながら政権運営をしていくというスタイルに移行せざるを得ない。
また、日本維新の会の吉村代表は、政局には関わらず政策実現のため、是々非々の対応を取る立場を示しました。
日本維新の会・吉村代表:
基本的には是々非々です。政局うんぬんってするのは、僕もあまり考えていない。約束したことを実行する、そういったことを大事にする政党として動きたい。
公明党の斉藤代表は、自公の安定政権が重要との考えを示しました。
公明党・斉藤代表:
今、この世界の荒波を乗り越えていくには、自公の安定政権しかない。全力で走りきって過半数を維持したい。
一方で、れいわ新選組の櫛渕共同代表は、自民党は「不況を作った既存政党」と批判し、消費税廃止を訴えました。
れいわ新選組・櫛渕共同代表:
消費税を廃止し、まずは経済を底上げして、みんなの暮らしを底上げしていく。
参政党の神谷代表は、外国人問題を訴え、“政権も外国人問題を一歩進めるのであれば良いことだ”と述べました。
参政党・神谷代表:
日本人ファーストという言葉を使ったり、外国人問題を取り上げたので、かなり国民の中でそういったことが話されるようになってきた。
参院選は20日に投開票が行われます。