海開きや夏休みを前に水難事故に迅速に対応しようと、宮崎県の串間市消防本部が海水浴場で水難救助訓練を行いました。
12日に海開きとなる串間市の高松海水浴場で行われた訓練には、串間市消防本部の職員14人が参加。
訓練は、遊泳に訪れていた2人が沖に流されたとの想定で行われました。
潜水隊が浮いている1人を救助すると、陸にいる隊員がロープを引き寄せて救出しました。
続いて、海中に沈んでいたもう1人を発見。手際よくボートに引き揚げていました。
(串間市消防本部 金増勇樹副分隊長)
「子どもの命を守るためにも保護者は子どもから目を離さないようにして、大人の皆さんは飲酒をしたら泳がないなどのルールを守って気をつけていただきたい」
宮崎県警によると、去年県内で発生した水の事故は22件で10人が死亡、今年は6月末までに3件発生し1人が亡くなっています。