岩手県盛岡市出身の総理大臣で「最後の海軍大臣」でもある米内光政の手紙などを紹介する戦後80年の企画展が開かれています。

これは終戦80年にあたる2025年に戦争終結のために尽力した米内光政について多くのことを知ってもらおうと、盛岡市の「盛岡てがみ館」で開かれています。

会場には米内が残した手紙のほか、写真や書籍など関連する資料あわせて68点が展示されています。

このうち戦艦「陸奥」の艦長時代に海軍兵学校の同期に宛てた手紙には、戦争に突き進む陸軍に海軍は毅然とした態度で反対を唱えるべきとの信条がつづられています。

また終戦後に書かれた手紙には、最後の海軍大臣として軍の解体や敗戦処理に奮闘しつつも、持病に悩む様子がつづられています。

この企画展は10月6日まで開かれています。

岩手めんこいテレビ
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