自民党総裁の石破茂首相が7月11日に参院選岩手選挙区の候補者を応援するため、岩手県奥州市を訪れ、物価高騰対策としての給付金の活用や農業者の所得向上について訴えました。
石破首相は11日、奥州市のJA江刺の駐車場で演説を行いました。
石破首相は、現在食料自給率が38%と低い水準にあることから、コメの増産をする必要があると主張。価値の高いコメを多く生産して農業者の所得を向上させると訴えました。
自民・総裁 石破首相
「農業者の所得を上げていかなければなりません。『ひとめぼれ』だけでなく、もっともっと付加価値のあるコメをつくっていただく。そういうことでコメを増産する」
また、物価高騰対策として全国民に2万円、子どもなどにはさらに2万円を給付する公約については「困っている人や育ち盛りの子どもがいる家庭に、早くお金を届けたい」と強調しました。