飲酒運転の根絶や子ども・高齢者の事故防止などを重視した夏の交通安全運動が11日から始まりました。
夏の交通安全運動の開始式には、山根健嗣副知事をはじめ関係者などおよそ50人が参加しました。
今年は「飲酒運転」の根絶、そして子どもや高齢者の事故防止などが重点目標として掲げられています。
【広島県警・森本敦司本部長】
「連日の厳しい暑さから、ドライバーの運転に対する注意力が低下しやすくなることや、夏の行楽シーズンにおける交通量の増加に伴い、交通事故の多発が懸念される」
森本県警本部長はこのように述べ、危険性の高い交通違反の取り締まりを強化する方針を示しました。
県警によりますと県内では、今年に入ってから先月末までに1917件の交通事故が発生し、28人が死亡しています。
式の最後には、白バイやパトカーなどが交通安全を呼びかけるパトロールへと出発しました。
夏の交通安全運動は今月20日まで行われます。