7月末にもISS(国際宇宙ステーション)に向かう宇宙飛行士の油井亀美也さんが意気込みを語りました。
油井さんは、早ければ7月31日に打ち上げられる民間宇宙船「クルードラゴン」に搭乗し、ISSに向かう予定です。
ISSでは現在滞在している大西卓哉宇宙飛行士から引き継ぎを受ける予定で、10日、NASA(アメリカ航空宇宙局)で行われた会見では、「大きなプレッシャーだが彼の仕事のやり方を継続していきたい」と語りました。
油井さんにとっては10年ぶりの宇宙飛行となりますが、滞在するISSについて、分断や対立が広がる世界の中でも「人類の団結や協力の象徴のようなもの」だと指摘し、他のクルーの言語や文化を尊重しながらミッションに臨む決意を述べました。