今年度の最低賃金の引き上げをめぐる議論が始まりました。
企業が労働者に最低限支払わなければならない「最低賃金」について、今年度の引き上げに向けた議論が厚生労働省の審議会で始まりました。
石破総理が「2020年代に全国平均1500円」との目標を掲げてからははじめての議論となります。
現在の全国平均は時給1055円で、過去最大の51円増えた昨年度を上回る引上げとなるかが焦点です。
また、最も高い東京都(1163円)と最も低い秋田県(951円)では212円の差があり、地域間格差の是正も課題となります。
引き上げ幅の目安は8月上旬までには示される見通しです。