岩屋外相は10日、訪問先のマレーシアで中国の王毅外相と会談し、自衛隊機への接近事案などへの深刻な懸念を表明しました。
会談で岩屋外相は、中国軍機による自衛隊機への接近の他、中国空母の活動範囲の拡大や東シナ海での一方的な資源開発など、尖閣諸島を含む日本周辺の情勢が悪化していることに深刻な懸念を示し、対応を求めました。
岩屋外相:
問題があっても、意思疎通を強化することで、日中関係を前に進めることが両国のあるべき姿だと思う。
一方で会談では、課題が残る中でも意思疎通を強化することで日中関係を前に進める、と確認しました。