宿毛市の宿毛高校で7月10日、参院選の期日前投票が1日限定で行われ、18歳になった3年生が初めての1票を投じました。

高校3年(18):
「これからの日本が変わるので、いい方向に動いてくれたら」
「自分の一票で日本がもっと良くなったらいいと思う」

2024年の参院選における10代の投票率は、25.6%と全国平均を8.8ポイント下回りました。

10代の投票率アップに向け、宿毛市の選挙管理委員会は今回、市内2つの高校で初めて期日前投票を実施。立会人も、選挙権のある高校生が務めます。

宿毛高校では、試験が終わった午前11時半に投票がスタート。18歳になり選挙権をもった3年生17人のうち、10人が投票しました。

高校3年(18):
「若い人の投票率が低くて問題になっているので、自分たちが投票して少しでも若い人が社会に出たときに役立つような政治になってほしい」

高校3年(18):
「今まで政治についてあまり考えることはなかったが、初めて選挙の場に立って政治について詳しく考えられるようになったし、日本のことにちゃんと向き合えたのでいい体験になった」

今後、南国市・四万十市・土佐清水市の高校でも期日前投票所が設置されます。

高知さんさんテレビ
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