高知小学校にやってきたのは、高知ユナイテッドの三好麟大選手と須藤直輝選手の22歳・ミッドフィールダーコンビです。

「子供たちがプロに触れる機会をつくり、トップを目指してほしい」という思いから、地域貢献の一環で小学校への訪問を始めました。

須藤 選手:
「小学生ぶりにこれ(尻尾取り)やるんで頑張りたい。プロの力見せます」

7月10日は選手が小学5年の体育の授業に参加し、お尻についたバンダナを取り合う「尻尾取り」を一緒に楽しみました。

ドリブルが武器の須藤選手ですが、背後から攻められ、尻尾を取られてしまいます。一方、スピードが武器の三好選手はさすがの身のこなしです。選手も児童もガチンコ、汗を流しました。

尻尾取りの後は、選手から子どもたちにプロとしての心構えを伝授しました。

三好 選手:
「どんな環境でも、どんな立ち位置でも自分のやるべきことをやり続けること」

須藤 選手:
「算数とか理科とか、大人になったら使わないよって思うかもしれないけど、その教科に対して努力することが大事」

人生を語る選手たちに、児童たちの目は真剣そのもの。

児童:
「すごく足が速かったし、色々なことが知れたのでまたやりたいです。ありがとうございました」

三好 選手:
「この経験を通して、ピッチに見に来てくれる子が増えたりして、自分も頑張ってる姿をこの子たちに見せられたら」

須藤 選手:
「これだけフレッシュな力を感じられたので、自分たちもピッチでこのフレッシュさを出せていけたら」

高知ユナイテッドは、今後も定期的に県内の小学校に選手を派遣していく予定です。