大規模な山林火災で被害を受けた岩手県大船渡市の暮らしの再建や復興に役立ててもらおうと、県生活協同組合連合会は市に2億3000万円余りを贈りました。

大船渡市役所には7月10日、県生協連の阿部慎二会長など4人が訪れ、渕上清市長に義援金と見舞金合わせて2億3390万円の目録を手渡しました。

県生協連では、3月から全国の生協に支援の募金を呼びかけ、6月末までに57の生協や生協連、団体から義援金1億円と見舞金1億3390万円が集まりました。

目録を受け取った渕上市長は「皆さんの温かいご支援を大切に活用させていただきます」と感謝の言葉を述べました。

募金には生協の組合員からの励ましのメッセージが添えられていて、一緒に届けられました。

県生協連 阿部慎二会長
「全国のみなさんが東日本大震災もそうだったし、今回の森林火災に対して本当に心を痛めていたことの表れだと思う。今も心配されているということ」

県生協連では特に、心のケアなどに力を入れて支援を続けていくことにしています。

岩手めんこいテレビ
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