陸上です。
今月24日から広島で行われるインターハイ。
女子100mハードルに出場する神辺旭高校・竹堂ゆうみ選手の地元開催への思いを取材しました。
神辺旭高校3年生竹堂ゆうみ選手。
先月、中国高校陸上女子100mハードルで優勝し、インターハイ出場を決めましたが、大会記録にはわずかに届きませんでした。
【竹堂ゆうみ選手】
「(大会記録に届かなくて)悔しかったです。中国総体の走る前、プログラムを確認したら大会記録が高校の先輩の、綾目ひなのさんの記録だったので正直更新したい気持ちもありましたが、まだ公認で13秒台の記録が出てなかったのでちょっと無理かなって思ってましたが、準決勝で13秒台のタイムが出てちょっと狙ってみようと思って走りました」
中国大会では準決勝・決勝で目標だった13秒台のタイムを2回記録した竹堂選手。
本人はハードラーとしての特長をどのように考えているのでしょうか。
【竹堂ゆうみ選手】
「技術面を中学校の時重点的に取り組んでいて冬季練習でもハードルのドリル練習などに取り組んでいたので、ハードリングだけは良く褒められています」
インターハイまでに残された時間はおよそ2週間。
竹堂選手が重点的に取り組みたい課題とは一体何なのでしょうか?
【竹堂ゆうみ選手】
「ハードル10台など長い距離を走って体力をつけていって、スタートも自分なりに改善できたら良いのではないかと思っています」
今月24日から始まるインターハイ。高校生活最後、そして、地元広島で行われる全国の舞台、竹堂選手はどのように感じているのでしょうか?
【竹堂ゆうみ選手】
「この高校生活で広島でインターハイがあるのは奇跡なのかなと思いながら、決勝に残って表彰台に立ちたいです」
《スタジオ》
竹堂選手、VTRの中でハードリングが強みと話していましたが、フォームに自信をもっている選手。木村さんから見ていかがですか?
【コメンテーター:エディオン女子陸上部アドバイザー・木村文子さん】
「本当に素晴らしいハードリングをしている。高校生にしてはレベルの高さを感じた。ハードルを越えて着地する時に身体がぶれてしまうんですが、体幹がしっかりしているのでスピードを殺さずに走れていると思います」
ハードリングが良いということはスタートや後半を改善することでタイムが伸びたりするのでしょうか?
【コメンテーター:エディオン女子陸上部アドバイザー・木村文子さん】
「再現性が高いので勢いを殺さず加速が増してタイムが一気に縮まる可能性はあると思います」
竹堂選手、実は中学3年生の時も全国の切符をつかんでいたのですが、コロナに感染して走れなかったそうなんです。
高校生活最後の大会、悔いのない走りをしてほしいです。
【コメンテーター:エディオン女子陸上部アドバイザー・木村文子さん】
「本人も言っていますけど、地元で大会があるのは奇跡だと思いますので、しっかり表彰台狙って欲しいです」
インターハイ女子100mハードルは今月29日に行われます。
竹堂選手の活躍、期待したいですね