“夏の暑さ”を忘れるほど甘くておいしい「内子町の誘惑」

愛媛県内子町を訪れた中山明音アナウンサーが出会ったのは、夏の暑さを忘れるほど甘くておいしい旬のフルーツとひんやりスイーツ。

まず人気の道の駅「内子フレッシュパークからり」を訪れた中山アナ。
産直コーナーには地元産のスイカや桃など、夏が旬の果物がズラリと並ぶ。

“清涼感”呼ぶ「桃」の香りを堪能
“清涼感”呼ぶ「桃」の香りを堪能
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サラリーマンと“二刀流”桃農家に出会う

旬の「桃」を求め、内子町五百木の黒田農園を訪ねた。

桃をつくるのは農家になって9年目の黒田 昭平さん(35)。林業会社のサラリーマンをしながら、農家としても活動する“二刀流”農家だ。

桃と柿の栽培を中心に、去年はカメムシ被害で不作だったが、今年は上々のスタート。雨が少ないのが心配だが、今のところ安定して収穫できている。

畑では枝が垂れるほど立派な桃が実っていた。黒田さんによると、日本で育てられる桃の品種は100種類以上もあるという。

自慢の桃「赤宝」
自慢の桃「赤宝」

さわやかな味わいが人気の早生品種「赤宝」

現在収穫中の「赤宝」は、果実全体に赤みが広がる鮮やかな見た目が特長的。糖度と酸味のバランスがいい早生品種だ。

収穫を体験した後、実際に桃を食べた中山アナは「甘くてみずみずしい。食感は絶妙」と絶賛。「外側がとろっとしていて、種に近い部分は歯ごたえもある」と食感の変化も楽しんだ。

黒田さんの農園は様々な品種を栽培していて、収穫期をずらしながら8月上旬まで桃の収穫が続くという。

食感の変化も楽しめる桃「赤宝」
食感の変化も楽しめる桃「赤宝」

「からり」併設のカフェで味わう“絶品”かき氷

午後になり暑さも増す中、中山アナは「フレッシュパークからり」に戻り、併設する「アグリCAFE 川楽里(からり)」を訪れた。

2023年4月にオープンしたこのカフェでは、内子産の新鮮な食材を活用したメニューを展開している。

今は6月24日から販売が始まった夏の新商品「かき氷」が注目の的だ。

店に入ると、男性3人組がかき氷を楽しんでいた。松山から訪れたという彼らは「めちゃめちゃおいしかった」と満足げ。特に『イチゴのソース』のおいしさを絶賛していた。

かき氷を満喫した3人組は大学の同級生
かき氷を満喫した3人組は大学の同級生

中山アナ「緑茶クリームかき氷」をいただきます!

中山アナが試食したのは「武井茶園さんの緑茶クリーム(あんこ付き)」1,100円(税込)。

内子町小田の武井茶園の新茶を使ったほろ苦いソースと、練乳を加えてミルク感をアップさせた生クリームが特長だ。氷の中には、からりシャーベット工房でつくるバニラアイスも入っていて、味の変化も楽しめる。

「氷がふわふわで、すーっと溶けてくる。香りも抹茶よりもさらになんか爽やかな感じ」と中山アナ。さらにあんこをかけると「立派な和菓子のようでおいしい」と絶賛した。

緑茶の香りが抹茶よりも爽やかな感じ
緑茶の香りが抹茶よりも爽やかな感じ

今後は桃やスイカなどのかき氷も登場予定

もう1種類のかき氷は、内子産いちごをふんだんに使った「いちごミルク」1,100円(税込)。

川楽里のシェフ 宇都宮崇さんによると、今後は桃やスイカなど旬の食材とコラボしたかき氷メニューが順次登場する予定だという。

かき氷は10月頃まで販売するが、「いちごミルク」はイチゴシロップがなくなったら売り切れ終了となる。

夏の暑さで疲れたら、内子町でフルーツの甘さと、ひんやりスイーツに癒されてみてはいかがだろうか。

夏の暑さに疲れたらかき氷でひんやりと
夏の暑さに疲れたらかき氷でひんやりと
テレビ愛媛
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