世界ジオパークの再認定に向けた調査が伊豆半島で5日間にわたって行われ、終了後に調査員は「指摘した改善点によく対応できていた」と話しました。

ユネスコが認定する世界ジオパークは4年ごとに審査が行われていて、伊豆半島ジオパークは前回の再認定の際に地域コミュニティとの関わりや情報発信の強化など、5項目で改善を求められていました。

今回は世界ジオパークから中国人とインドネシア人の2人が調査員として訪れ、5日間にわたって伊豆半島を回りました。

調査は静岡県下田市の白浜神社や西伊豆町の堂ヶ島など、ジオサイトとビジターセンターの計10カ所で行われ、写真を撮ったりジオガイドに説明を聞いたりしながら進められました。

調査員:
(改善点について)非常によく対応できていた。その他にも前回審査以降に達成できたことがたくさん見られた

調査員:
すべての各ジオパークに必ず改善の余地があるので、伊豆半島ジオパークに関しても見解や提言を出していく

調査結果をもとに9月に開かれるユネスコの評議会で再認定についての審査が行われ、その月のうちに結果が示される見通しです。

テレビ静岡
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