大阪・関西万博の海外パビリオンの工事費未払い問題で、「被害者の会」が国や大阪府に救済を求める署名活動を行いました。
9日、署名活動を行ったのは、海外パビリオンの工事の下請け業者らで作る被害者の会です。
下請け業者によると、複数のパビリオンで工事費の未払いが起きていて、先月、大阪府に救済を求める要望書を提出しましたが「納得のいく回答が得られていない」ということです。
これを受けて被害者の会は、大阪府などに対して、従業員の生活が困窮している現状を訴え、未払い費用の立て替えなどを求めています。
【中国パビリオンの下請け業者】
「いろんな経費に関して身銭を切っている(会社が)いつ倒れてもおかしくない」
被害者の会は今後、国に対しても救済を求める方針です。