熊本市中央区にある『熊本屋台村』と地元の高校生がコラボし、県産の食材を使った
商品開発を進めています。開発したメニューは8月下旬から提供される予定で、先日、試食会が行われました。
    
【熊本中央高校・普通科総合探求コースの生徒】
「すごく楽しくて自分たちが考えたメニューをみんなに食べてもらいたい」

新メニューの開発は、県産食材の魅力を発信しようと、熊本屋台村が熊本中央高校の生徒と去年から行っているものです。

今年は、屋台村に入る六つの飲食店が協力。5月上旬から普通科総合探求コースの
2年生34人と新メニューの開発を進めています。

【熊本屋台村 光田 信悟 広報部長】
「今年は生徒とのコミュニケーションを一番大事に考えた。生徒が伸び伸びといろんな思いの中で商品を作っていけるという環境を整えていくのが大事だと感じている」

6月25日は試食会が開かれ、野菜と鶏肉の冷やし茶漬けやハマグリと夏野菜のワイン煮込みなど県産の食材を使った六つの新メニューがお披露目されました。

新メニューには熊本中央高校のカラーである『紫』を取り入れた工夫も…。

ヤマメの塩焼きには紫キャベツや赤ジソを使ったマリネとピリ辛のナッツ味噌が
添えられています。

【熊本中央高校・普通科総合探求コースの生徒】
「味噌とナッツの割合が少しでも違ったら味が違う。辛さも1グラム足すだけで味が違う。その調整が難しかった」
新メニューを試食した生徒らは、改善点などを話し合っていました。

新メニューは8月25日から9月28日まで開かれる熊本屋台村の『収穫祭』で
提供される予定で、初日には発表会も行われます。

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。