佐賀駐屯地の正門前には100人を超える反対派の住民が県内外から集まり抗議の声を上げていました。
【近藤ナレ】
「こちら佐賀空港前です。反対派がシュプレヒコールを上げる中、オスプレイがやってきました」
9日午前8時半ごろから佐賀駐屯地の正門前にはオスプレイ配備に反対する住民たちの姿がありました。複数の団体が一緒になって声を上げ、最終的に100人を超える人が集まりました。
また、佐賀駐屯地の使用停止やオスプレイ配備中止を求める防衛大臣宛ての抗議文を自衛隊職員に手渡しました。
【オスプレイストップ！9条実施アクション佐賀 豊島耕一代表】
「佐賀、日本の空に危険なオスプレイを飛ばすことに強く抗議し、その撤回を強く求めます」
駐屯地の土地をめぐって訴訟を継続している古賀初治さんはオスプレイの飛来を目の当たりにしてこう話しました。
【オスプレイ反対住民の会 古賀初治さん】
「悔しいのと、正直な話、怒りが、頭の中その気持ちでいっぱいです。私にとっては本当に命の次って言っていいほど大事な土地です。最後まで頑張っていく気持ちです」
住民団体はその後県庁に移動し、正午前ごろ山口知事宛ての抗議文を職員に手渡しました。
