金沢市内で大麻などの薬物を売買した疑いで県警は、密売人やその顧客など男女17人を逮捕しました。
記者:
「密売人の拠点となっていた金沢市内のマンションの一室では乾燥大麻や大麻リキッドなど大量の薬物が押収されました」
大麻取締法違反などの疑いで逮捕されたのは愛知県刈谷市の無職の男(25)など男女あわせて17人です。
警察によりますとこのうち4人は麻薬密売グループのメンバーで、去年から少なくとも1年以上にわたって金沢市内のコインパーキングなどで大麻や覚醒剤を売買した疑いが持たれています。
押収されたのは、乾燥大麻1.9キロ。末端価格でおよそ950万円相当に上ります。
さらに液体状の大麻リキッドおよそ250本、現金250万円なども押収されました。
密売グループは、SNS上で大麻販売の募集をかけ、秘匿性の高いアプリで顧客とやり取りをして大麻を手渡ししていたということです。
警察は密売人4人の認否について捜査に支障が出るとして明らかにしていません。警察は、密売グループの顧客は少なくとも100人ほどいて薬物の売り上げは匿名・流動型犯罪グループにも流れていたとみて捜査を進めています。
