船舶や航空などの分野で資格を持つ社会人が海上保安官になるための研修を行う海上保安学校門司分校で9日、入校式が行われました。

福岡県北九州市にある海上保安学校門司分校に入校したのは、船舶や航空機、無線通信などの分野で専門的な資格を持つ18歳から56歳までの18人です。

18人はこれから半年間で、法律や鑑識などの専門知識を学ぶほか、制圧術や武器使用の訓練などに励みます。

入校式で遠田吉広校長は「全寮制による団体生活を通じ、海上保安官として恥じない素養、人格を身につけてほしい」と激励しました。

◆自衛隊を定年退職後 入校 恩田克実さん(56)
「学術技能の研鑽、人格の陶冶及び、体力の錬磨に専心することを誓います」

海上保安庁職員の志望者は年々減少していて、入校した18人は即戦力として活躍が期待されています。

テレビ西日本
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